“藺仁”の読み方と例文
読み方割合
りんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに牢番藺仁りんじんのみちびきで、呉用、宋江、そのほかも空井戸の口をめぐり合い、中をのぞいて、その底知れぬ深さに暗澹あんたんと顔見合せているていだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここには番人どももまだ残っており、その中のひとり藺仁りんじんという老吏からはしなくこんなことが聞かれた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)