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華主
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とくい
ふりがな文庫
“
華主
(
とくい
)” の例文
奥に
三味
(
さみ
)
の
音
(
ね
)
の聞ゆる
類
(
たぐひ
)
にあらざるを
以
(
もつ
)
て、
頬被
(
ほゝかぶり
)
、
懐手
(
ふところで
)
、湯上りの肩に
置手拭
(
おきてぬぐひ
)
などの
如何
(
いかゞ
)
はしき姿を認めず、
華主
(
とくい
)
まはりの豆府屋、八百屋、魚屋、油屋の
出入
(
しゆつにふ
)
するのみ。
草あやめ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
寺院は随一の
華主
(
とくい
)
なる
豆府
(
とうふ
)
屋の
担夫
(
かつぎ
)
一人、
夕巡回
(
ゆうまわり
)
にまた例の
商売
(
あきない
)
をなさんとて、四ツ谷
油揚坂
(
あぶらげざか
)
なる宗福寺に
来
(
きた
)
りけるが、数十輛の馬車、
腕車
(
わんしゃ
)
、
梶棒
(
かじぼう
)
を連ね輪を
駢
(
なら
)
べて、肥馬
嘶
(
いなな
)
き、道を擁し、
馭者
(
ぎょしゃ
)
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“華”で始まる語句
華奢
華
華美
華魁
華麗
華々
華厳
華表
華車
華客