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荘
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そう
ふりがな文庫
“
荘
(
そう
)” の例文
旧字:
莊
「それはまあしかたがない。こんな小さな家には、庵ぐらいがちょうどいいよ。
閣
(
かく
)
とか
荘
(
そう
)
とかでは大げさすぎる。はっはっ。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
その時分はまだ一個の
荘
(
そう
)
、家も
小
(
こ
)
二十軒あったのが、娘が来て一日二日、ついほだされて
逗留
(
とうりゅう
)
した五日目から大雨が
降出
(
ふりだ
)
した。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「言いおくれましたが、お蔭でその後、当地へ流れて来て、今では独龍山の地頭一族の一
荘
(
そう
)
に、まあ浪人の用心棒格といった名目で、召抱えられておりますんで」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
季康子問う、民をして敬忠ありて
勧
(
つと
)
めしめんには如何にすべき。子曰く、之に臨むに
荘
(
そう
)
を以てすれば則ち敬あらん、孝慈ならば則ち忠あらん、善きを挙げて不能を教うれば則ち
勧
(
つと
)
めん。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
その付近は昔の河津の
荘
(
そう
)
で、
曾我物語
(
そがものがたり
)
に縁古のある土地であった。
火傷した神様
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
葦
(
あし
)
は葦の仲間を呼び、
揚子江
(
ようすこう
)
の“
三覇
(
さんぱ
)
”一
荘
(
そう
)
に会すること
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“荘(
荘園
)”の解説
荘園(しょうえん)は、公的支配を受けない(あるいは公的支配を極力制限した)一定規模以上の私的所有・経営の土地である。なお、中世の西ヨーロッパ・中央ヨーロッパに見られたmanor(英語)、Grundherrschaft(ドイツ語)の訳語としても用いられている。
(出典:Wikipedia)
荘
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
“荘”を含む語句
別荘
荘厳
山荘
荘園
荘子
荘田
田荘
荘家
荘厳弥撒
荘院
荘重
荘司
荘介
牛荘
松波荘九郎
西山荘
茶荘
東山桜荘子
荘官
荘周
...