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草本
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そうほん
ふりがな文庫
“
草本
(
そうほん
)” の例文
冬なので、薬用の木や
草本
(
そうほん
)
は殆んど枯れており、
藁
(
わら
)
で霜囲いをした脇のところに、それぞれの品名を書いた小さな札が立ててあった。
赤ひげ診療譚:01 狂女の話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ところ/″\に
温帶林
(
おんたいりん
)
の
特徴樹
(
とくちようじゆ
)
であるぶなの
巨木
(
きよぼく
)
が
茂
(
しげ
)
り、
木
(
き
)
の
下
(
した
)
には
種々
(
しゆ/″\
)
な
灌木
(
かんぼく
)
、
草本
(
そうほん
)
、
蔓生植物
(
まんせいしよくぶつ
)
が
盛
(
さか
)
んに
生
(
は
)
えてゐるのを
見
(
み
)
ることが
出來
(
でき
)
ます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
牡丹はキツネノボタン科に属するが、この科のものはみな
草本
(
そうほん
)
であるにかかわらず、
独
(
ひと
)
りこの
牡丹
(
ぼたん
)
は
落葉灌木
(
らくようかんぼく
)
である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
ところが八月六日後堀河院が崩御されたので、悲歎の余り翌七日庭上に
草本
(
そうほん
)
廿巻を置いて焼き
棄
(
す
)
ててしまった。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
芍薬は
宿根性
(
しゅっこんせい
)
の
草本
(
そうほん
)
で、その根を薬用に
供
(
きょう
)
する。春に
根頭
(
こんとう
)
から
勢
(
いきお
)
いのよい赤い芽を出し、見てまことに気持がよい。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
▼ もっと見る
草本
(
そうほん
)
ばかりとなり、なほ
上
(
のぼ
)
ると、しまひには、たゞ
岩石
(
がんせき
)
ばかりで
草
(
くさ
)
もなくなつてしまひます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
ヒマワリはキク科に属する一年生
草本
(
そうほん
)
で、その学名を Helianthus annuus L. と称し、俗に Sunflower といわれている。すなわち太陽花、すなわち
日輪花
(
にちりんか
)
である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
“草本”の意味
《名詞》
木にならない植物。草。
草稿。下書き。
(出典:Wiktionary)
“草本”の解説
草本(そうほん)とは、一般に草(くさ)と呼ばれる、植物の生活の型の一つである。
(出典:Wikipedia)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“草本”で始まる語句
草本帶