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花影
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かえい
ふりがな文庫
“
花影
(
かえい
)” の例文
孤村
(
こそん
)
の温泉、——
春宵
(
しゅんしょう
)
の
花影
(
かえい
)
、——
月前
(
げつぜん
)
の
低誦
(
ていしょう
)
、——
朧夜
(
おぼろよ
)
の姿——どれもこれも芸術家の
好題目
(
こうだいもく
)
である。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
春院
(
しゅんいん
)
いたずらに
更
(
ふ
)
けて、
花影
(
かえい
)
欄
(
おばしま
)
にたけなわなるを、
遅日
(
ちじつ
)
早く尽きんとする
風情
(
ふぜい
)
と見て、
琴
(
こと
)
を
抱
(
いだ
)
いて
恨
(
うら
)
み顔なるは、嫁ぎ
後
(
おく
)
れたる世の常の女の
習
(
ならい
)
なるに、
麈尾
(
ほっす
)
に払う折々の
空音
(
そらね
)
に
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“花影”の意味
《名詞》
月光などでできる花の影。
(出典:Wiktionary)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車