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色事
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いろごと
ふりがな文庫
“
色事
(
いろごと
)” の例文
徳三郎もはじめは旅先のいたずらにすぎない
色事
(
いろごと
)
で、その女を連れ出して逃げるほどの執心もなかったのであるが、かれに
魅
(
み
)
こまれたが最後
半七捕物帳:30 あま酒売
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「大きく出やがつたな、年中空つ尻のお前が
入山形
(
いりやまがた
)
に二つ星の太夫と
色事
(
いろごと
)
の出來るわけはねえ、それとも大名のお姫樣のうんと物好きなのかな」
銭形平次捕物控:157 娘の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見て扨は
渠等
(
かれら
)
色事
(
いろごと
)
ならん
究竟
(
くつきやう
)
の事なりと彼の
開戸
(
ひらきど
)
の處へ
行
(
ゆき
)
外
(
そと
)
よりほと/\
叩
(
たゝ
)
きけるに中にはお
竹
(
たけ
)
庭に
下立
(
おりたち
)
何かお忘れ物に候やと
小聲
(
こごゑ
)
に
言
(
い
)
ひながら何心なく戸を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「はははは、それは愉快だ。あなたにしてさえ、そういう
色事
(
いろごと
)
があったとは」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで
色事
(
いろごと
)
命がけ
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
携
(
たづさ
)
へて
駈付
(
かけつけ
)
見れば是は如何に餘りし
黒髮
(
くろかみ
)
を
振亂
(
ふりみだ
)
せし廿四五歳の女と三十
近
(
ぢか
)
き
色白
(
いろしろ
)
き男と
組
(
くみ
)
つほぐれつ爭ひ居たしかば扨は
此奴等
(
こやつら
)
色事
(
いろごと
)
の
喧嘩
(
けんくわ
)
にてもなすかや併し見て居られぬとて漸々に
双方
(
さうはう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“色事”で始まる語句
色事師