“良(よろ)” の例文
「凡(およ)ソ物ニ先天アル事、人ニ資禀(しひん)アルガ如シ。人ノ性下愚ナル者ハ、孔孟之(これ)ヲ教フト雖(いへど)モ無益也。物ノ性良(よろ)シカラズバ、易牙(えきが)之ヲ烹(に)ルト雖モ無味也……」
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「詞は古きをしたひ、心は新しきを求め、及ばぬ高き姿を願ひて、寛平以往の歌に習はば、自づから良(よろ)しきこともなどか侍らざらむ」といっているが、為世の『和歌秘伝抄』には、この詞の中
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
豚の発育は皆上等と云って宜(よろ)しい、食物の食いっぷりが極めて良(よろ)しい、豚というやつは食う事の為にだけ生きているとしか思われない、食う事の為に生きて、食われる事の為に死ぬ。