“良識”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ボン・サンス42.9%
ボンサンス28.6%
りょうしき14.3%
フェルニンフィテッヒ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所謂自ら云ふところの「良識ボン・サンス」を尊ぶあまり、却つて、「良識」ならざる「常識」的人道家の域に止まつてゐるであらう。
良識ボンサンスはわれらに告げて居る、地上のものは殆んど存在してはゐない、真の現実はたゞ夢の中にあるのみだと。
万事汝等なんじらの責任と良識りょうしきによって前途を開き進め、人生は「親知らず」の難所なんじょであると言いたい気分でいる。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
「……そのほうでは、たしかに良識フェルニンフィテッヒだよ。こういう種類の快楽は、われわれの仕事の邪魔になるとしてもだな」
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)