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舞子
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まいこ
ふりがな文庫
“
舞子
(
まいこ
)” の例文
そうしてその神戸埠頭が今はもう視界から去ってしまう頃になると、左舷には淡路島が
近
(
ちか
)
より、右舷には
舞子
(
まいこ
)
、
明石
(
あかし
)
の浜が手に取る
如
(
ごと
)
く見えて来る。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
「うん、東京にいるのが
嫌
(
いや
)
になって、旅に出ていた。実は
神戸
(
こうべ
)
の辺をブラブラしていたというわけさ。あっちの方は
六甲
(
ろっこう
)
といい、
有馬
(
ありま
)
といい、
舞子
(
まいこ
)
明石
(
あかし
)
といい、全くいいところだネ」
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
坂府は知っての通り
芸子
(
げいこ
)
舞子
(
まいこ
)
は美人
揃
(
ぞろ
)
い、やさしくって
待遇
(
もてなし
)
が
宜
(
い
)
いから、君から貰った三百円の金はちゃ/\ふうちゃに
遣
(
つか
)
い
果
(
はた
)
して仕方なく、知らん所へ
何時
(
いつ
)
まで居るよりも東京へ帰ったら
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
酒席のとりなしには新橋の名うての妓を選んで、
舞子
(
まいこ
)
も来ている。幾つも立てた燭台には真白な舶来の西洋蝋がともされる。その夜美形らが何を歌い何を踊ったか、それを鶴見は記憶していない。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“舞”で始まる語句
舞
舞台
舞踏
舞妓
舞踏会
舞踊
舞扇
舞下
舞上
舞殿