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はらすじ
ふりがな文庫
“
腹筋
(
はらすじ
)” の例文
騎士
(
ナイト
)
が悟って、おかしがって、笑う事笑う事、上身をほとんど旋廻して、
鎧
(
よろい
)
の
腹筋
(
はらすじ
)
を
捩
(
よ
)
る処へ、以前のが、銚子を持参。で、入れかわるように駆出した。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「アハハハ
弥々
(
いよいよ
)
腹筋
(
はらすじ
)
だ。それから」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
装
(
よそおい
)
を凝らした貴婦人令嬢の顔へ、ヌッと突出し、べたり、ぐしゃッ、どろり、と塗る……と話す頃は、円髷が
腹筋
(
はらすじ
)
を横によるやら、娘が拝むようにのめって
俯向
(
うつむ
)
いて笑うやら。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仕方を見せて見物を泣かせる
目算
(
つもり
)
のあてはずれ、
発奮
(
はずみ
)
で活歴を遣って
退
(
の
)
け、
手痍
(
てきず
)
少々負うたれば、破傷風にならぬようにと、太鼓大の
膏薬
(
こうやく
)
を飯粒にて
糊附
(
はりつ
)
けしが、
歩行
(
あるく
)
たびに
腹筋
(
はらすじ
)
よれて、
跛
(
びっこ
)
曳
(
ひ
)
き曳き
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背