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腕前
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うでまえ
ふりがな文庫
“
腕前
(
うでまえ
)” の例文
ジャップは
卑劣
(
ひれつ
)
だ、有色人種は卑劣だといったから、ぼくはちょっとジャップの
腕前
(
うでまえ
)
はどんなものかを見せてやっただけだ
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
むろんこういう
巧者
(
こうしゃ
)
なことは
素人
(
しろうと
)
にはできない。職人はまた
腕前
(
うでまえ
)
をしめすべく、棟や
軒
(
のき
)
の
端
(
はし
)
の切りそろえに、
蘆
(
あし
)
とか
篠竹
(
しのだけ
)
とかの切り口を、順序よくならべて見せている。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
五分間ばかりで四
升
(
しょう
)
あまりの乳をしぼった。しぼった
乳
(
ちち
)
は、高くもりあがったあわが雪のように白く、毛のさきほどのほこりもない。主人はおぼえずみごとな
腕前
(
うでまえ
)
だと
嘆称
(
たんしょう
)
した。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
目の基礎訓練に五年もかけた
甲斐
(
かい
)
があって紀昌の
腕前
(
うでまえ
)
の上達は、驚くほど速い。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“腕”で始まる語句
腕
腕車
腕白
腕利
腕環
腕組
腕拱
腕力
腕節
腕時計