“脊負(しよひ)” の例文
連(つれ)て參りますと主個(あるじ)に言て俄(にはか)の支度辨當(べんたう)包(つゝ)み吹筒(すゐづつ)携(さ)げ和吉を呼で今日は吾儕(わし)が花見に行なれば辨當を脊負(しよひ)供(とも)をしてと言ば和吉は首(かうべ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
○さりとも志を棄てんは惜しき時、一策あり、精々(せい/″\)多く志を仕入れて、処(ところ)嫌はず之を振廻さん事なり。成功を見ずと雖(いへど)も、附け届けを見ん。脊負(しよひ)切れざる程なるをもて、志の妙となす。
青眼白頭 (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
飮(のみ)たる事までも今はさつぱり分(わか)りしが餘り咄(はな)しの出來すぎて花見は又も廢止(やめ)になり再度(ふたゝひ)遠(とほ)き音羽より辨當箱(べんたうばこ)を脊負(しよひ)戻(もど)せしに幼稚意(こどもごゝろ)に管伴(ばんたう)を恨む罪(つみ)もなかりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此音羽(このおとは)まで脊負(しよつ)て來て又(また)脊負(しよひ)返(かへ)す遠方御苦勞何の事はない辨當の供を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)