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胆玉
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きもだま
ふりがな文庫
“
胆玉
(
きもだま
)” の例文
旧字:
膽玉
仮令
(
たとい
)
叔父様が何と云わりょうが下世話にも云う乗りかゝった船、
此儘
(
このまま
)
左様ならと指を
噉
(
くわ
)
えて
退
(
の
)
くはなんぼ
上方産
(
かみがたうまれ
)
の
胆玉
(
きもだま
)
なしでも
仕憎
(
しにく
)
い事
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こうひしひしと
寄着
(
よッつ
)
かれちゃ、弱いものには我慢が出来ない。
淵
(
ふち
)
に臨んで、
崕
(
がけ
)
の上に
瞰下
(
みお
)
ろして
踏留
(
ふみとど
)
まる
胆玉
(
きもだま
)
のないものは、いっその思い、
真逆
(
まっさかさま
)
に飛込みます。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いきなり「おお、帰って来たか、武田君から、君等二人の
胆玉
(
きもだま
)
を、うんと練り上げてくれと、たのまれたからな。これから
戦
(
いくさ
)
に連れて行ってやるぞ。どうだ、燁代さん、怖くないか。」
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
胆玉
(
きもだま
)
でないですだ。学問の力だ。
国手
(
せんせい
)
の見識ですわい。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「御苦労でしたね。僕は
胆玉
(
きもだま
)
をひやひやさせたよ。」
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
胆
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“胆”で始まる語句
胆
胆力
胆吹山
胆振
胆汁
胆煎
胆気
胆太
胆魂
胆沢