“肘(ちゅう)” の例文
許さぬという形を採るのではないけれども、そうすることは、とても自身に傷ましい感じを与えることを彼は露骨にわたくしに示すことによって結局はわたくしを制(ママ)肘(ちゅう)してしまうのでした。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
執リテ矻々(こつこつ)事ニ是レ従フト雖モ俗累(ぞくるい)肘(ちゅう)ヲ内ニ掣シテ意ノ如クナラズ其間歳月無情逝(ゆき)テ人ヲ待タズ而シテ人生寿ヲ享(う)クル能ク幾時ゾ今ニシテ好機若シ一度逸セバ真ニ是レ一生ノ恨事(こんじ)之ニ過グルナシ千思(せんし)又万考(ばんこう)速(すみやか)ニ我身ヲ衣食ノ煩累(はんるい)ト絶ツノ策ヲ画スルノ急要ナルヲ見又今日本邦所産ノ草木ヲ図説シテ以テ日新ノ教育ヲ