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肉刀
ふりがな文庫
“肉刀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ナイフ
88.9%
クトウ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ナイフ
(逆引き)
三四郎の筋向に
坐
(
すは
)
つてゐた色の白い品の
好
(
い
)
い学生が、しばらく
肉刀
(
ナイフ
)
の手を
休
(
や
)
めて、与次郎の連中を眺めてゐたが、やがて笑ひながら
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
阿父
(
おやぢ
)
の大事な桜の木を
伐
(
き
)
つて、嘘一つ
吐
(
つ
)
き得なかつたジヨオージ・ワシントンが先づそれで、食事をするにはいつも
肉刀
(
ナイフ
)
で済ましてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
肉刀(ナイフ)の例文をもっと
(8作品)
見る
クトウ
(逆引き)
食事の
間
(
あひだ
)
にも
肉刀
(
クトウ
)
で食卓を叩き
乍
(
なが
)
ら歌つたり、年下の亭主の首を抱へて頬擦りをしたり、目を
剥
(
む
)
いて怒る真似をしたりするので、家の内は常に
笑
(
わらひ
)
を断たない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
肉刀(クトウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“肉”で始まる語句
肉
肉体
肉桂
肉塊
肉汁
肉體
肉刺
肉叉
肉身
肉置
“肉刀”のふりがなが多い著者
与謝野寛
夏目漱石
水上滝太郎
薄田泣菫
与謝野晶子