“群書類従”の読み方と例文
読み方割合
ぐんしょるいじゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
群書類従ぐんしょるいじゅう』に入れられた『金槐集』には、終に一本及び印本所載とある五十二首の歌が附けてあるが、定家所伝の本にはそれがない。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
岩波文庫が一棚ぎっしり並んでいて、その下に「国史大系」だの、『古事記伝』だの、「続群書類従ぐんしょるいじゅう」だのという本がすっかりそろっているのである。
I駅の一夜 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
それにはわたくしは『足利あしかが武鑑』、『織田おだ武鑑』、『豊臣とよとみ武鑑』というような、後の人のレコンストリュクションによって作られた書を最初に除く。次に『群書類従ぐんしょるいじゅう』にあるような分限帳ぶんげんちょうの類を除く。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)