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美醜
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びしゅう
ふりがな文庫
“
美醜
(
びしゅう
)” の例文
時には師匠の鶯の方から一定の場所に出張し弟子の鶯共がその周囲に集まりあたかも唱歌の教室のごとき観を呈するもちろん
箇々
(
ここ
)
の鶯によって素質の
優劣
(
ゆうれつ
)
声の
美醜
(
びしゅう
)
があり
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ぼくは周囲の女性達をみるなり、坂本さんが、ぼくに
委
(
まか
)
して、立ち去ったのが、すぐ
諒解
(
りょうかい
)
できました。
美醜
(
びしゅう
)
はとわず、とにかく、その頃の言葉で、心臓の強いお嬢さん達でした。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
鮎は
容姿端麗
(
ようしたんれい
)
なさかなだ。それでも産地によって、多少の
美醜
(
びしゅう
)
がないでもない。
鮎の食い方
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
それと同じく人の
容貌
(
ようぼう
)
を評するにも、よく十人
並
(
なみ
)
という言葉を使う。これはすなわち
美醜
(
びしゅう
)
の一人前という意味であるが、美醜の割り出しなどは、
眼鼻
(
めはな
)
や
顔形
(
かおかたち
)
の寸法を
計
(
はか
)
って出来得るものでない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
醜
常用漢字
中学
部首:⾣
17画
“美”で始まる語句
美
美味
美貌
美濃
美人
美作
美事
美麗
美女
美々