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縱
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ほしいまゝ
ふりがな文庫
“
縱
(
ほしいまゝ
)” の例文
新字:
縦
同時に又、泉先生のやうに、過去の讚美に熱狂したり、永井先生のやうに、追憶囘顧の文字に詠嘆を
縱
(
ほしいまゝ
)
にする程抒情的でも無い。
貝殻追放:015 「末枯」の作者
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
いにしへチベリウス帝が
奢
(
おごり
)
をきはめ情を
縱
(
ほしいまゝ
)
にし、灣頭より眸を放ちて
拿破里
(
ナポリ
)
の岸を望みきといふはこゝなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
未
(
いま
)
だ
幾
(
いく
)
ほどもあらざりき、
天下
(
てんか
)
大
(
おほい
)
に
亂
(
みだ
)
れて、
敵軍
(
てきぐん
)
京師
(
けいし
)
に
殺倒
(
さつたう
)
し、
先
(
ま
)
づ
婦女子
(
ふぢよし
)
を
捕
(
とら
)
へて
縱
(
ほしいまゝ
)
に
凌辱
(
りようじよく
)
を
加
(
くは
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
世或は予其職を
曠
(
むな
)
しくして、
縱
(
ほしいまゝ
)
に述作に耽ると謂ふ。
寃
(
ゑん
)
も亦甚しきかな。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
されど我面に注ぎたる姫の涼しき目は、我をして
縱
(
ほしいまゝ
)
に戀愛を説き嫉妬を説くこと能はざらしめき。われは話題を轉じてナポリの紀行に入り、ララの事を語り、こたびは又サンタの事にさへ及びぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
縱
部首:⽷
17画
“縱”を含む語句
縱令
縱横
放縱
縱横無盡
縱斷
操縱
良人操縱
縱覽
細君操縱
横縱
縱削機
縱帆架
後檣縱帆架
天縱
合縱
縱波
縱琴
縱舵
縱賞
縱長
...