“綱(ロープ)” の例文
硝子(ガラス)窓が開いて居り、頑丈な一条の綱(ロープ)が、真向うの××産婦人科院の、物乾台のところへ架け渡されているのが発見された。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
仕合谷(シアイダン)の泊り場へおりる所は、黒部特有の、大きな熊手でかいたような縦皺の一つだったが、綱(ロープ)で(硫黄沢の経験から、こんどはロープを用意していた)
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
彼は、アンの腰に、丈夫(じょうぶ)な綱(ロープ)がふた巻もしてあるのを発見した。しかもその綱の先は、防空壕の肋(ろく)材の一本に、堅く結んであった。まるで囚人(しゅうじん)をつないであるような有様であった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
アンの手首は、いつの間にか綱(ロープ)でしばられていた。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)