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絵附
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えつけ
ふりがな文庫
“
絵附
(
えつけ
)” の例文
栃木県
益子
(
ましこ
)
の
窯場
(
かまば
)
で長らく
土瓶
(
どびん
)
の
絵附
(
えつけ
)
をしていた皆川マスというお婆さんのことは、既に多くの方々も知ってお
出
(
い
)
での事と思います。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
土を練る者、
轆轤
(
ろくろ
)
を
挽
(
ひ
)
く者、削る者、
絵附
(
えつけ
)
をする者、または
象嵌
(
ぞうがん
)
をする者、
白絵
(
しろえ
)
を引く者、
釉掛
(
くすりが
)
けをする者、または焼く者、
悉
(
ことごと
)
くが分業である。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
町からそう遠くない所に、
平清水
(
ひらしみず
)
の窯場を訪ねましょう。
白釉
(
しろぐすり
)
を用いた雑器に、見るべきものを焼きます。便器にも非常に自由に大まかな
絵附
(
えつけ
)
をします。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
だが彼の作より遥か美しい無数の無銘な作が存在することに盲目であるのを許し得ようか。例えば
瀬戸
(
せと
)
でできた
絵附
(
えつけ
)
の
煮染皿
(
にしめざら
)
を見られよ(挿絵第一図)。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
轆轤
(
ろくろ
)
にしろ、削りにしろ、
絵附
(
えつけ
)
にしろ、ダミにしろ、その
伎倆
(
ぎりょう
)
技術は見る者を「不思議」の世界に導くであろう。彼らの腕は昔の如く素晴らしいのである。
北九州の窯
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
▼ もっと見る
ある者は形を、ある者は
絵附
(
えつけ
)
を、あるものは色を、ある者は仕上げをと幾つかに分れて仕事を負うた。優れたほとんどすべての作は一人の作ではなく合作である。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“絵”で始まる語句
絵
絵本
絵馬
絵具
絵端書
絵草紙
絵様
絵解
絵絹
絵師