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結局
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おち
ふりがな文庫
“
結局
(
おち
)” の例文
みのる自身が傍から眺めてゐる樣な心の態度で自分の身體を男の前に投げ出して了ふのが
結局
(
おち
)
だつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
却って宿屋で酒を飲みおぼえたり女にからかったりする事を知り初める位が
結局
(
おち
)
です。
旅行の今昔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
学士
(
がくし
)
ですの
何
(
なん
)
のと云ツた
処
(
ところ
)
で
味噌摺
(
みそすり
)
の
法
(
はふ
)
を
知
(
し
)
らずお
辞義
(
じぎ
)
の
礼式
(
れいしき
)
に
熟
(
じゆく
)
せざれば
何処
(
どこ
)
へ
行
(
いつ
)
ても
敬
(
けい
)
して
遠
(
とほ
)
ざけらる〻が
結局
(
おち
)
にて
未
(
ま
)
だしも
敬
(
けい
)
さるゝだけを
得
(
とく
)
にして
責
(
せ
)
めてもの
大出来
(
おほでき
)
といふべし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
それは戦乱の世なら
萱
(
かや
)
や
薄
(
すすき
)
のように
芟
(
か
)
り倒されるばかり、平和の世なら自分から志願して
狂人
(
きちがい
)
になる位が
結局
(
おち
)
で、社会の難物たるに
止
(
とどま
)
るものだが、定基は
蓋
(
けだ
)
し丈の高い人だったろう。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
赤い
衣服
(
きもの
)
を着る
結局
(
おち
)
が
汝
(
おまえ
)
のトドの望なのかエ、お茶人過ぎるじゃあ無いか。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“結局”の意味
《名詞》
紆余曲折を経て最後に行き着いたところ。
《形容動詞》
紆余曲折を経て最後にある結末に至る様。
(出典:Wiktionary)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
局
常用漢字
小3
部首:⼫
7画
“結局”で始まる語句
結局我