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素袍
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すはう
ふりがな文庫
“
素袍
(
すはう
)” の例文
花にはあらで得ならぬ匂ひ、そよ吹く
風毎
(
かぜごと
)
に
素袍
(
すはう
)
の袖を
掠
(
かす
)
むれば、末座に
竝
(
な
)
み居る
若侍等
(
わかざむらひたち
)
の亂れもせぬ衣髮をつくろふも
可笑
(
をか
)
し。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
美
(
うつくし
)
い
婦
(
をんな
)
の
木像
(
もくざう
)
さ
又
(
また
)
遣直
(
やりなほ
)
すだね。えゝ、お
前様
(
めえさま
)
、
対手
(
あひて
)
が
七六
(
しちむづ
)
ヶしいだけに
張合
(
はりえゝ
)
がある……
案山子
(
かゝし
)
ぢや
成
(
な
)
んねえ。
素袍
(
すはう
)
でも
着
(
き
)
た
徒
(
てあひ
)
が
玉
(
たま
)
の
輿
(
こし
)
持
(
も
)
つて、へい、お
迎
(
むかへ
)
、と
下座
(
げざ
)
するのを
作
(
つく
)
らつせえ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“素袍”の意味
《名詞》
(すほう)古代における白色の上着。
(すおう)「素襖」の別表記(当て字)。
(出典:Wiktionary)
“素袍(
素襖
)”の解説
素襖(すおう)は、日本の男性の伝統的衣服の一種。素袍とも書く。室町時代にできた単 (ひとえ) 仕立ての直垂。庶民が着用したが、江戸時代に平士・陪臣の礼服になった。
(出典:Wikipedia)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
袍
漢検1級
部首:⾐
10画
“素袍”で始まる語句
素袍姿