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紅灯
ふりがな文庫
“紅灯”の読み方と例文
旧字:
紅燈
読み方
割合
こうとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうとう
(逆引き)
二輌の車は
勢
(
いきほひ
)
よく走せて、やがて当夜の会場帝国ホテルにつき、電灯
花瓦
(
はながす
)
昼を
欺
(
あざむ
)
き、
紅灯
(
こうとう
)
空
(
くう
)
にかゝり、晴がましきこと云ふばかりもなき表門をばぐるりと廻りて、
脇門
(
わきもん
)
より入りぬ。
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
夏の
夜
(
よ
)
の月
円
(
まる
)
きに乗じて、
清水
(
きよみず
)
の堂を
徘徊
(
はいかい
)
して、
明
(
あきら
)
かならぬ
夜
(
よる
)
の色をゆかしきもののように、遠く
眼
(
まなこ
)
を
微茫
(
びぼう
)
の底に放って、幾点の
紅灯
(
こうとう
)
に夢のごとく
柔
(
やわら
)
かなる空想を
縦
(
ほしい
)
ままに
酔
(
え
)
わしめたるは
京に着ける夕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
紅灯(こうとう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“紅灯”の意味
《名詞》
紅色の灯火や提灯。
(出典:Wiktionary)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
“紅”で始まる語句
紅
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紅玉
紅色
紅白粉
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紅殻
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徳冨蘆花
夏目漱石