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約
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およ
ふりがな文庫
“
約
(
およ
)” の例文
この文こそは宮が送りし再度の
愬
(
うつたへ
)
にて、その始て貫一を驚かせし
一札
(
いつさつ
)
は、
約
(
およ
)
そ二週間前に彼の手に入りて、一字も漏れずその目に触れしかど
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
それから
約
(
およ
)
そ一週日を経ていよ/\決行の日、思ひ設けず雪子に
邂逅
(
かいこう
)
したわけである。二人はちらと視線を合せたが、彼女の方が先に眼を伏せた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
しかしてその世界の竹類を
彙集
(
いしゅう
)
せばここに
約
(
およ
)
そ二十有二の属を
算
(
かぞ
)
うを得べし。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
天に近きこと
約
(
およ
)
そ三千米、額には雪の宝冠が白金の如く輝いている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
“約”の意味
《名詞》
(ヤク) 約束すること。とりきめ。誓い。
(ヤク) 縮めたもの。短縮すること。
(ヤク) 約音の略称。
《動詞》
約する(ヤク-す、ヤク-する サ変動詞)
(ヤク) 約束する。
(ヤク) つづめる。縮める。短縮する。
(ヤク) 約分する。
(出典:Wiktionary)
約
常用漢字
小4
部首:⽷
9画
“約”を含む語句
誓約
倹約
大約
契約
約束
約定
節約
盟約
儉約
要約
約翰
倹約家
婚約
隠約
違約
新約全書
破約
約百
綽約
新約聖書
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