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精猛
ふりがな文庫
“精猛”の読み方と例文
読み方
割合
せいもう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいもう
(逆引き)
花隈
(
はなくま
)
の
熊
(
くま
)
というと、この辺の漁村や町では、
恐
(
こわ
)
がられている親分である。もうひとりは
生田
(
いくた
)
の万とかいう
精猛
(
せいもう
)
なる
懶
(
なま
)
け
者
(
もの
)
であった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蜂須賀一族の
精猛
(
せいもう
)
をひいて、任地につくや否、すぐ着工し始めてから、二、三度の大雨はあったが、むしろ材木
筏
(
いかだ
)
をながすによく、
洲
(
す
)
は一夜に洗い流されても
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
赤壁
(
せきへき
)
の江上戦に、
魏
(
ぎ
)
の
精猛
(
せいもう
)
を
率
(
ひき
)
いる
曹操
(
そうそう
)
が、完敗を喫したのも、当初、彼の軍隊の兵は多く北国産の
山沢
(
さんたく
)
に飛躍したものであり、それに反して、江南の国
呉
(
ご
)
の兵士は、大江の水に馴れ
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
精猛(せいもう)の例文をもっと
(3作品)
見る
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
猛
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
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