“せいもう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
精猛75.0%
声盲25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤壁せきへきの江上戦に、精猛せいもうひきいる曹操そうそうが、完敗を喫したのも、当初、彼の軍隊の兵は多く北国産の山沢さんたくに飛躍したものであり、それに反して、江南の国の兵士は、大江の水に馴れ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やるからには生命をまとにやろうと、野の精猛せいもうはみな眉をげていう
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
世の中には色盲しきもうというのがあって、当人は完全な視力を具えているつもりでも、医者から云わせると片輪かたわだそうだが、この御三は声盲せいもうなのだろう。声盲だって片輪に違いない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)