精気せいき)” の例文
旧字:精氣
「そうだ、おれがあいつに気をとられて、びくびくしながら、まわしているから、ほんとの精気せいきが独楽に乗りうつらないのだ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雪中をする人陰嚢いんのう綿わたにてつゝむ事をす、しかせざれば陰嚢いんのうまづこほり精気せいきつくる也。又凍死こゞえしゝたるを湯火たうくわをもつてあたゝむればたすかる事あれども武火つよきひ熱湯あつきゆもちふべからず。