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粟田口
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あわだぐち
ふりがな文庫
“
粟田口
(
あわだぐち
)” の例文
「久太郎(堀秀政)はただちに兵をひきつれ、
山科
(
やましな
)
から
粟田口
(
あわだぐち
)
へ押し通れ。目的は大津へ出て、安土と坂本との通路を
遮断
(
しゃだん
)
するにある」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三十年後の
今日迄
(
こんにちまで
)
依然として其の色を変ぜざるのみか、
一度
(
ひとたび
)
やまと新聞に写し
植字
(
うえ
)
たるに、
這
(
こ
)
も
復
(
また
)
時期に
粟田口
(
あわだぐち
)
鋭き作意と
笛竹
(
ふえたけ
)
の響き渡り、
恰
(
あたか
)
も
船人
(
せんどう
)
の山に登るべき高評なりしを
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):01 序
(新字新仮名)
/
条野採菊
(著)
もっともわたしが
搦
(
から
)
め取った時には、馬から落ちたのでございましょう、
粟田口
(
あわだぐち
)
の
石橋
(
いしばし
)
の上に、うんうん
呻
(
うな
)
って居りました。時刻でございますか? 時刻は
昨夜
(
さくや
)
の
初更
(
しょこう
)
頃でございます。
藪の中
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それより
素話
(
すばなし
)
になりましてからは
沢
(
さわ
)
の
紫
(
むらさき
)
(
粟田口
(
あわだぐち
)
)に
次
(
つい
)
では此の業平文治でございます。その新作の
都度
(
つど
)
私
(
わたくし
)
どもにも多少相談もありましたが、その作意の力には毎度ながら敬服して居ります。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
だが、
洛外
(
らくがい
)
を出た彼の第一歩は、その日、
粟田口
(
あわだぐち
)
から瀬田まで来ると、もうそこに
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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十八日、
洛中
(
らくちゅう
)
を引きまわし、後、首級は
粟田口
(
あわだぐち
)
に
梟
(
か
)
けられた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粟
漢検準1級
部首:⽶
12画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“粟田口”で始まる語句
粟田口國綱
粟田口霑笛竹