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籬際
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かきぎは
ふりがな文庫
“
籬際
(
かきぎは
)” の例文
やがて
實
(
みの
)
る
頃
(
ころ
)
よ。——
就中
(
なかんづく
)
、
南
(
みなみ
)
の
納戸
(
なんど
)
の
濡縁
(
ぬれえん
)
の
籬際
(
かきぎは
)
には、
見事
(
みごと
)
な
巴旦杏
(
はたんきやう
)
があつて、
大
(
おほ
)
きな
實
(
み
)
と
言
(
い
)
ひ、
色
(
いろ
)
といひ、
艷
(
えん
)
なる
波斯
(
ペルシヤ
)
の
女
(
をんな
)
の
爛熟
(
らんじゆく
)
した
裸身
(
らしん
)
の
如
(
ごと
)
くに
薫
(
かを
)
つて
生
(
な
)
つた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
籬
漢検1級
部首:⽵
25画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“籬”で始まる語句
籬
籬落
籬外草満地
籬根
籬高堕三四
籬下
籬垣
籬外
籬島
籬状