立騒たちさは)” の例文
旧字:立騷
それ不思議ふしぎいが、如何いかひとおそれねばとて、鶏冠とさかうへで、人一人ひとひとり立騒たちさは先刻さつきから、造着つくりつけたていにきよとんとして、爪立つまだてた片脚かたあしろさうともしなかつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)