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竈
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がま
ふりがな文庫
“
竈
(
がま
)” の例文
炭焼きの勘太郎は妻も子も無い
独身者
(
ひとりもの
)
で、毎日毎日奥山で炭焼
竈
(
がま
)
の前に立って煙の立つのを眺めては、淋しいなあと思っておりました。
虫の生命
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
海若藍平
(著)
「それや好都合だった。ほかじゃないが、そちの炭焼
竈
(
がま
)
で、人間の体を
一箇
(
ひとつ
)
、こんがりと焼いて貰いたいのだが……」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それが今一段進んでその辺で炭を焼く、石灰を焼くとかいう段になるとそれでは済まぬのであるいは炭焼沢であるとか灰谷であるとか七之助
竈
(
がま
)
であるとかいう名を附ける。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それから最近の事件では、若い
行脚僧
(
あんぎゃそう
)
がそれを見たので、娘の父が憤って、熊猟に用いる槍で
突殺
(
つきころ
)
したともいう。その死骸は
何
(
いず
)
れも炭焼
竈
(
がま
)
に入れて灰にしてしまうのが例とやら。
壁の眼の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
“竈(かまど)”の解説
かまど(竈)は、穀物や食料品などを加熱調理する際に火を囲うための調理設備。
(出典:Wikipedia)
竈
漢検準1級
部首:⽳
21画
“竈”を含む語句
土竈
竈馬
焼竈
竈辺
塩竈
病竈
竈山
瓦斯竈
竈場
大竈
石竈
竈神
庭竈
炭焼竈
泥竈
竈河岸
炭竈
土泥竈
七竈
竈屋
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