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泥竈
ふりがな文庫
“泥竈”の読み方と例文
読み方
割合
へっつい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へっつい
(逆引き)
ふらふらと
引窓
(
ひきまど
)
の下へ行ったのである。夕方の星が、四角な狭い口から白っぽく見えた。春作は、引窓の綱にすがって、
泥竈
(
へっつい
)
の上に乗った。
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
猫が、
泥竈
(
へっつい
)
の下から、矢みたいに、奥へ逃げこんで来たかと思うと、西陽のさしている勝手の障子ががらっと開いて
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
表口で、雇い男と
老婆
(
としより
)
が、
明日
(
あした
)
の
赤飯
(
こわめし
)
を
泥竈
(
へっつい
)
にかけて
蒸
(
む
)
していた。そこから赤い
薪
(
まき
)
の火がゆらいで来る。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
泥竈(へっつい)の例文をもっと
(7作品)
見る
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
竈
漢検準1級
部首:⽳
21画
“泥”で始まる語句
泥
泥濘
泥鰌
泥土
泥溝
泥棒
泥坊
泥水
泥酔
泥亀
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