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穩便
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をんびん
ふりがな文庫
“
穩便
(
をんびん
)” の例文
新字:
穏便
以て波風なく御
執計
(
とりはから
)
ひ下され候樣頼み奉つり候と申ければ此樣子を見て安田佐々木兩人は
仕濟
(
しすま
)
したりと心中に悦び
彌々
(
いよ/\
)
※に乘て
大柄面
(
おほへいづら
)
をし此儀大納言殿には元より
穩便
(
をんびん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
穩便
(
をんびん
)
に引取りまするやうに
御取計
(
おとりはか
)
らひを願ひ上げますると、おれの口から斯う訴へ出るのだ。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
施
(
ほどこ
)
す事なく
成丈
(
なるたけ
)
穩便
(
をんびん
)
にすべし萬一
手荒
(
てあら
)
がましき事相聞えなば
屹度
(
きつと
)
沙汰
(
さた
)
に及ぶぞ又此度の儀は
輕
(
かる
)
き事にあらねば早速御用番の
若年寄
(
わかどしより
)
衆に
進達
(
しんたつ
)
に及ふべし此旨主人へ
篤
(
とく
)
と申聞けよとて
席
(
せき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
長兵衞は
先々
(
まづ/\
)
事
(
こと
)
穩便
(
をんびん
)
に世間へ
聞
(
きこ
)
えぬ
中
(
うち
)
濟
(
すま
)
す方が宜しからんお常殿もお熊殿も
能
(
よく
)
御思案
(
ごしあん
)
有
(
ある
)
べし
縱令
(
たとへ
)
又七殿がお菊に通じたるにもせよお常殿より又七殿に
篤
(
とく
)
と
御異見
(
ごいけん
)
有
(
あつ
)
てお菊に
暇
(
いとま
)
を
出
(
いだ
)
せば濟む事
也
(
なり
)
是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
穩
部首:⽲
19画
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
“穩”で始まる語句
穩
穩當
穩戸