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稲穂
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いなほ
ふりがな文庫
“
稲穂
(
いなほ
)” の例文
夢中
(
むちゅう
)
で
振
(
ふ
)
り
払
(
はら
)
ったお
蓮
(
れん
)
の
片袖
(
かたそで
)
は、
稲穂
(
いなほ
)
のように
侍女
(
じじょ
)
の
手
(
て
)
に
残
(
のこ
)
って、
惜
(
お
)
し
気
(
げ
)
もなく
土
(
つち
)
を
蹴
(
け
)
ってゆく
白臘
(
はくろう
)
の
足
(
あし
)
が、
夕闇
(
ゆうやみ
)
の
中
(
なか
)
にほのかに
白
(
しろ
)
かった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
大岡家の紋は、
稲穂
(
いなほ
)
の輪だった。
家祖
(
かそ
)
が、稲荷の信仰者で、それに
因
(
ちな
)
んだものという。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
穂
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
“稲”で始まる語句
稲荷
稲妻
稲
稲光
稲田
稲扱
稲荷様
稲村
稲荷鮨
稲荷町