トップ
>
稚
>
ワカ
ふりがな文庫
“
稚
(
ワカ
)” の例文
兄に対して
大
(
オホ
)
ある如く、弟に対して
稚
(
ワカ
)
を用ゐて、次位の高級神女を示す風から見れば、弟にも多数と次位の一人とを使ひわけたのだ。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
『古事記』は次に記して曰く、次に国
稚
(
ワカ
)
く
浮脂
(
ウキアブラ
)
の如くにして、海月なす漂える時に、
葦牙
(
アシカビ
)
の如く、
萌
(
モ
)
え
騰
(
あが
)
れる物に因て、成りませる神の名は、
宇麻志葦牙彦遅
(
ウマシアシカビヒコヂ
)
ノ
神、次に
天之常立
(
アメノトコタチ
)
ノ
神。
比較神話学
(新字新仮名)
/
高木敏雄
(著)
兄に対して
大
(
オホ
)
あるごとく、弟に対して
稚
(
ワカ
)
を用いて、次位の高級神女を示す風から見れば、弟にも多数と次位の一人とを使いわけたのだ。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
其が破れて
稚
(
ワカ
)
い日本文芸の暁を齎した時の俤は、この二つの
面形
(
オモテガタ
)
が、深い象徴を湛へて居る。
日本文学における一つの象徴
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
若の字、又
稚
(
ワカ
)
とも書く。
愛護若
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
“稚”を含む語句
幼稚
稚子
稚児
稚兒
稚心
天稚彦
丁稚
稚内
幼稚園
稚顔
稚気
稚児髷
稚氣
丁稚小僧
稚郎子
稚時
幼稚意
稚拙
丁稚奉公
稚児輪
...