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祥瑞
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しょうずい
ふりがな文庫
“
祥瑞
(
しょうずい
)” の例文
それから『
抱朴子
(
ほうぼくし
)
』を読んで、その夢を
祥瑞
(
しょうずい
)
だと思って、蝦蟇の
画
(
え
)
をかき、蝦蟇の彫刻をして人に贈った。これが蟾翁の号の由来である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
あるいは「
祥瑞
(
しょうずい
)
」などの事柄を並べて生れぬ前より豪傑であったという意味を顕わしている。これらは人を
強
(
し
)
い世を
過
(
あやま
)
るの甚だしきものと
謂
(
い
)
わねばならぬ。
現代学生立身方法
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
して、
九五
(
きゅうご
)
の
御位
(
みくらい
)
にのぼせ、子孫にわたって、伝国の大統を指命せられた
祥瑞
(
しょうずい
)
と思われます。……はやく本国へお帰りあって、遠大の計をめぐらすべきではありませんか
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
恁
(
か
)
やうな
大魚
(
たいぎょ
)
、
然
(
しかし
)
も
出世魚
(
しゅっせうお
)
と申す
鯉魚
(
りぎょ
)
の、お船へ
飛込
(
とびこ
)
みましたと言ふは、
類希
(
たぐいまれ
)
な不思議な
祥瑞
(
しょうずい
)
。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
その外
馬遠
(
ばえん
)
の対幅が五百両、
牧渓
(
もっけい
)
が一幀五百両なり。その他もこれに準ず。また茶器を買入るるものあり(銘は知らず)、
茶盒
(
ちゃごう
)
千五百両、南蛮
縄簾
(
なわすだれ
)
の
水指
(
みずさし
)
三百両、
祥瑞
(
しょうずい
)
の
香盒
(
こうごう
)
二百両なり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
▼ もっと見る
第三種(占考編)天気予知法、運気考、占星術、
祥瑞
(
しょうずい
)
、
鴉鳴
(
からすな
)
き、犬鳴き
妖怪学講義:02 緒言
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
「
祥瑞
(
しょうずい
)
、天象のことなどは、みな取るにも足らぬ浮説である。虚説である」と、明確に
喝破
(
かっぱ
)
し
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかも出世魚と申す
鯉魚
(
りぎょ
)
の、お船へ飛込みましたというは、
類稀
(
たぐいまれ
)
な不思議な
祥瑞
(
しょうずい
)
。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“祥瑞”の意味
《名詞》
めでたい兆し。吉兆。
(出典:Wiktionary)
祥
常用漢字
中学
部首:⽰
10画
瑞
漢検準1級
部首:⽟
13画
“祥瑞”で始まる語句
祥瑞五郎大夫
祥瑞五郎太夫