“しょうずい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祥瑞88.9%
勝瑞11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
して、九五きゅうご御位みくらいにのぼせ、子孫にわたって、伝国の大統を指命せられた祥瑞しょうずいと思われます。……はやく本国へお帰りあって、遠大の計をめぐらすべきではありませんか
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やうな大魚たいぎょしかし出世魚しゅっせうおと申す鯉魚りぎょの、お船へ飛込とびこみましたと言ふは、類希たぐいまれな不思議な祥瑞しょうずい
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「三好記」によると、細川氏が勝瑞しょうずいで阿波を領していた頃、篤志の寺院が青屋を檀家に持ったのに対して、仲間の寺院からボイコットを行った事実が見えている。
特殊部落と寺院 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)