“神隠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみかく70.0%
かみかくし10.0%
かみがく10.0%
カミカク10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南家の郎女が神隠かみかくしに遭つたのは、其夜であつた。家人は、翌朝空が霽れ、山々がなごりなく見えわたる時まで、気がつかなかつたのである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
お柳の姿は、不慮の神隠かみかくしに会ったかのように、その家には見られなかった。
あめんちあ (新字新仮名) / 富ノ沢麟太郎(著)
いよいよわしたちは新聞の社会面でレコード破りの人気者となったよ。第一千鳥の神隠かみがくしはどうなったんだ。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
南家ナンケ郎女イラツメ神隠カミカクしにつたのは、ソノ夜であつた。家人は、翌朝空がれ、山々がなごりなく見えわたる時まで、気がつかずに居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)