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石鹸
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シヤボン
ふりがな文庫
“
石鹸
(
シヤボン
)” の例文
君だから内幕を話すが二銭に
三箇
(
みつゝ
)
の
石鹸
(
シヤボン
)
ナ。あれは
一百
(
いつそく
)
一貫の品だ。一と晩に一百売ると五貫余儲かる、夏向になると二百や三百は瞬く間に売れる。
貧書生
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
良人
(
をつと
)
が
仏蘭西
(
フランス
)
語でドクトル
近江
(
あふみ
)
の住所は
何処
(
どこ
)
かと尋ねて居ると、
其
(
その
)
時偶然隣の扉を
開
(
あ
)
けて黄八丈の日本
寝巻
(
ねまき
)
の
儘
(
まゝ
)
石鹸
(
シヤボン
)
の箱と手拭とを
提
(
さ
)
げ
乍
(
なが
)
ら現れた人は近江さんであつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
父の背に
石鹸
(
シヤボン
)
つけつつ母のこと吾が
訊
(
き
)
いてゐる月夜こほろぎ
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
半分は
石鹸
(
シヤボン
)
のあぶくだらけの顏で振向いて返事をしたが
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
手拭、
垢擦
(
あかすり
)
、炭(ほうの木)、軽石、糠、
石鹸
(
シヤボン
)
、
糸瓜
(
へちま
)
。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
何かしら
石鹸
(
シヤボン
)
が光つて見えるのだ、さうして
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
石鹸
(
シヤボン
)
の泡に似て小さく、
簇
(
むらが
)
り青むある花は
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“石鹸”の解説
石鹸(石鹼、せっけん、シャボン、pt: sabão、es: jabón)は、一般に汚れ落としの洗浄剤を示す語である。また高級脂肪酸のの総称である。
一般用語としての石鹸と化学用語としての石鹸は重なり合うことが多いが、化学的には石鹸ではないものが一般的に石鹸と呼ばれている場合や、その逆の場合がある。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
鹸
漢検準1級
部首:⿄
19画
“石鹸”で始まる語句
石鹸玉
石鹸箱
石鹸入
石鹸函
石鹸球
石鹸天
石鹸泡
石鹸石