“石鹸入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シャボンいれ50.0%
しゃぼんいれ25.0%
しやぼんいれ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちでは御米が清を連れて湯に行くとか云って、石鹸入シャボンいれ手拭てぬぐいくるんで、留守居を頼む夫のかえりを待ち受けていた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
夫に着物を脱ぎ換えさせた彼女は津田が火鉢ひばちの前にすわるか坐らないうちに、また勝手の方から石鹸入しゃぼんいれ手拭てぬぐいに包んで持って出た。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
うちでは御米およねきよれてくとかつて、石鹸入しやぼんいれ手拭てぬぐひくるんで、留守居るすゐたのをつとかへりけてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)