“シャボンいれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
石鹸入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちでは御米が清を連れて湯に行くとか云って、石鹸入シャボンいれ手拭てぬぐいくるんで、留守居を頼む夫のかえりを待ち受けていた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼女は普通の湯治客とうじきゃくのする通り、寝しなに一風呂入ってあたたまるつもりと見えて、手に小型のタウエルをげていた。それから津田と同じようにニッケル製の石鹸入シャボンいれはだかのまま持っていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)