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石柱
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いしばしら
ふりがな文庫
“
石柱
(
いしばしら
)” の例文
ちょうどそこは、大きな寺院の入口みたいな
荘重
(
そうちょう
)
な大玄関であった。左右に何本かの
石柱
(
いしばしら
)
が並び、石段がその間をぬって上へのぼっている。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「開かずの門か」と、
洪
(
こう
)
はずかずか歩き出した。なにか、抵抗を感じたらしく見える。仰げば大絶壁。そこの
裾
(
すそ
)
をくりぬいた
石窟
(
せっくつ
)
なのだ。近づいてみると、かたわらの
石柱
(
いしばしら
)
には
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
潜り抜けて出た処は、絶勝の地点で庭園の全体は勿論、別荘の正面と其
石柱
(
いしばしら
)
の美しい排列とをも見わたすやうになつてゐる。晴れ切つた空を、別荘の屋根の線がかつきりと横断してゐる。
復讐
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
その底にすむ
金色
(
こんじき
)
の
瞳
(
ひとみ
)
、かしらの
逆羽
(
さかばね
)
、見るからに
猛々
(
たけだけ
)
しい真黒な
大鷲
(
おおわし
)
が、足の
鎖
(
くさり
)
を、ガチャリガチャリ鳴らしながら、
扇山
(
せんざん
)
の
石柱
(
いしばしら
)
の上にたって、ものすごい
絶叫
(
ぜっきょう
)
をあげていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“石柱”の意味
《名詞》
石造の柱。また、柱状に縦に細長いもの。
鍾乳洞にできる石灰華柱。
(出典:Wiktionary)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
“石”で始まる語句
石
石鹸
石垣
石塊
石見
石燈籠
石榴
石膏
石楠花
石碑