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睨付
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にらみつけ
ふりがな文庫
“
睨付
(
にらみつけ
)” の例文
能々
(
よく/\
)
承まはれ此上は汝
積惡
(
せきあく
)
を
懺悔
(
ざんげ
)
なし本心に立歸れと
睨付
(
にらみつけ
)
られ九郎兵衞は一言もなく
閉口
(
へいこう
)
せし樣子を大岡殿
篤
(
とく
)
と見られコリヤ九郎兵衞今大源が申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
偶々
(
たまたま
)
眼を視合わせれば、すぐ首を
据
(
す
)
えて
可笑
(
おか
)
しく澄ます。それが
睨付
(
にらみつけ
)
られるより文三には
辛
(
つら
)
い。雨は
歇
(
や
)
まず、お勢は済まぬ顔、家内も湿り切ッて誰とて口を聞く者も無し。文三果は泣出したくなッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
致されたり斯て天一坊の
威光
(
ゐくわう
)
熾盛
(
さかん
)
に下に/\と呼りつゝ芝八山の
旅館
(
りよくわん
)
を指て歸りける此時大岡越前守には八山の方を
睨付
(
にらみつけ
)
て
云
(
うん
)
と計り氣絶せしかば公用人を
始
(
はじ
)
め家來等驚いて打寄氣付藥を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
睨
漢検1級
部首:⽬
13画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“睨”で始まる語句
睨
睨合
睨廻
睨附
睨視
睨返
睨上
睨着
睨反
睨据