“眼（めめ）” の例文

お前に分つてゐたらねえ——栗色髮（ブリュネット）で、侍從武官でさ、そのお眼（めめ）といつたら！　黒目がちの、まるで瑪瑙のやうなお眼（めめ）なんだよ！

狂人日記 (旧字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)

そんな時、雪が硝子にしぼむよな、彼等のお眼（めめ）は

ランボオ詩集 (新字旧仮名) ／ ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー(著)

象よ　象よ　お眼（めめ）が

蛍の灯台 (新字旧仮名) ／ 野口雨情(著)

あたし、あのひとの鳶いろのお眼（めめ）が恋しくて、あのひとの白いお顔が接吻したいのだけれど、でも前の世からの因縁でそれも叶はないのだつてね。

ディカーニカ近郷夜話　前篇：04 イワン・クパーラの前夜 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)

泣く子のお眼（めめ）へ

蛍の灯台 (新字旧仮名) ／ 野口雨情(著)

お眼（めめ）はポチポチ

蛍の灯台 (新字旧仮名) ／ 野口雨情(著)

がんぎりお眼（めめ）

未刊童謡 (新字旧仮名) ／ 野口雨情(著)

“眼”の意味

《名詞》

(ガン) 目。

(ゲン) （仏教）視覚の機能、視覚の器官。五根、六根、十二処のひとつ。眼根、眼処に同じ（ウィキペディア「三科」、「五位」も参照）。

(ガン) 硯石の紋。

(め) 眼球の形をしたもの。

(め) 物差しや秤などに付けた、数量を読むためのしるし。目盛り。
(出典:Wiktionary)

“眼（目）”の解説

目（眼、め）は、光を受容する感覚器である。光の情報は眼で受容され、中枢神経系の働きによって視覚が生じる。
ヒトの眼は感覚器系に当たる眼球と附属器、神経系に当たる視神経と動眼神経からなる。眼球は光受容に関連する。角膜、瞳孔、水晶体などの構造は、光学的役割を果たす。網膜において光は神経信号に符号化される。視神経は、網膜からの神経情報を脳へと伝達する。付属器のうち眼瞼や涙器は眼球を保護する。外眼筋は眼球運動に寄与する。多くの動物が眼に相当する器官を持つ。動物の眼には、人間の眼と構造や機能が大きく異なるものがある。
以下では、まず前半でヒトの眼について、後半では動物全体の眼についてそれぞれ記述する。
(出典:Wikipedia)

眼	常用漢字 小５ 部首:⽬ 11画