真吉しんきち)” の例文
真吉しんきちは、ひさしぶりで、叔父おじさんのうちへいこうとかけたのであります。ふと、あちらの停車場ていしゃばはっしてゆく、汽車きしゃふえおとをききました。
真吉とお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
かあさんの達者たっしゃのことがわかったうえは、いまからすぐに夜行やこうって、東京とうきょうへゆくことにしようと、真吉しんきちは、おもいました。
真吉とお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
真吉しんきちは、おおきくなってから、りっぱな商人しょうにんになりました。そして、おかあさんによく孝行こうこうをつくしたということであります。
真吉とお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)