眞相しんそう)” の例文
新字:真相
たとひ多少たしようそれに注意ちゆういしたものがあつても、地震ぢしん眞相しんそう誤解ごかいしてゐるため、適當てきとうなものになつてゐなかつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
著者ちよしやはこのときかれ反問はんもんして、きみはこの町家ちようか平家建ひらやだておもつてゐるかといつてみたが、該學生がいがくせいつぶかた眞相しんそう了解りようかいしたのは、其状況そのじようきよう暫時ざんじ熟視じゆくししたのちのことであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)