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相成
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あひなら
無理に申させても取上には
相成ぬぞ其源次郎と申はナ細川の
家來にて井戸源次郎と云者新吉原の三浦屋四郎左衞門
抱への
遊女空せみを
致し
斯成上は
重置かれ
眞二ツにせらるゝとも致し方無く思ひ
切て云ひけれど忠兵衞儀は妻に
未練の有る處より私しばかり殺す
譯にも
相成ず其場を
申出ば此方へ役人を
遣はすべし
屹度申渡すべき
筋も
有其方共も
落度には
毛頭相成ず
氣遣ひ無用なり何分
無禮の
無樣に致すべしと
云渡しければ兩人は是を
聞て
肝を