トップ
>
盲目
>
まうもく
ふりがな文庫
“
盲目
(
まうもく
)” の例文
そこに
盲目
(
まうもく
)
の
尊敬
(
そんけい
)
が
生
(
しやう
)
ずる。
盲目
(
まうもく
)
の
尊敬
(
そんけい
)
では、
偶
(
たま/\
)
それをさし
向
(
む
)
ける
對象
(
たいしやう
)
が
正鵠
(
せいこく
)
を
得
(
え
)
てゐても、なんにもならぬのである。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
だが、讀者よ、あなた方は私がその
盲目
(
まうもく
)
な兇猛さをもつた彼を恐れたとお思ひになるか?——若しさうだとしたら、あなたは殆んど、私を理解してはゐないのだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
後で考へると、それは多分
盲目
(
まうもく
)
的になりかけて居た、平次の戀心がさせた思案でせう。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盲目
(
まうもく
)
のわかき女に見るごとく
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
盲目
(
まうもく
)
なもの
展望
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
▼ もっと見る
交際社會の馬鹿げた競爭や青年の
盲目
(
まうもく
)
や輕卒や
春情
(
しゆんじやう
)
ほど、人を驅つて、愚かにするものはありません。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
しかし
僧侶
(
そうりよ
)
や
道士
(
だうし
)
と
云
(
い
)
ふものに
對
(
たい
)
しては、
何故
(
なぜ
)
と
云
(
い
)
ふこともなく
尊敬
(
そんけい
)
の
念
(
ねん
)
を
持
(
も
)
つてゐる。
自分
(
じぶん
)
の
會得
(
ゑとく
)
せぬものに
對
(
たい
)
する、
盲目
(
まうもく
)
の
尊敬
(
そんけい
)
とでも
云
(
い
)
はうか。そこで
坊主
(
ばうず
)
と
聞
(
き
)
いて
逢
(
あ
)
はうと
云
(
い
)
つたのである。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
私は思はず身顫ひして本能的に私の
盲目
(
まうもく
)
の、しかしいとしい主人に
犇
(
ひし
)
と縋りついた。彼は微笑んだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
盲
常用漢字
中学
部首:⽬
8画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“盲目”で始まる語句
盲目縞
盲目滅法
盲目的
盲目地
盲目結
盲目馬
盲目突
盲目探
盲目少女
盲目按摩