)” の例文
善定ぜんじょう兼吉、奈良太郎兼常、徳永兼宣、三阿弥あみ兼高、得印兼久、良兼母、室屋兼任——この七人の末葉まつよう、美濃越前をはじめとして、五どうにその数およそ千百相に別れ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
は、ひろく聖断を仰ぐところの役所とあって、五、七道、八番の地域にわかたれ、それぞれ政務を分担する仕組みであったが、ここもその上層部は、すべて公卿任官で名をつらねた。
せんのすえに青々とすんだ浪華なにわの海には、山陰さんいん山陽さんよう東山とうさんの国々から、寄進きしん巨材きょざい大石たいせきをつみこんでくる大名だいみょうの千ごくぶねが、おのおの舳先へさき紋所もんどころはたをたてならべ、満帆まんぱんに風をはらんで
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
、七道、四国九州、全土の朝敵
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)