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生存
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ながら
ふりがな文庫
“
生存
(
ながら
)” の例文
他人
(
ひと
)
はとまれお
前
(
まへ
)
さまばかりは
高
(
たか
)
が
心
(
こゝろ
)
御存
(
ごぞん
)
じと
思
(
おも
)
ふたは
空
(
そら
)
だのめか
情
(
なさけ
)
ないお
詞
(
ことば
)
お
前
(
まへ
)
さまと
縁
(
えん
)
きれて
生存
(
ながら
)
へる
私
(
わたし
)
と
思召
(
おぼしめ
)
すか
恨
(
うら
)
みを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
長八は渋江氏の江戸を去る時
墓木
(
ぼぼく
)
拱
(
きょう
)
していたが、久次郎は六十六歳の
翁
(
おきな
)
になって
生存
(
ながら
)
えていたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「大塔宮様にお目にかかり、許すとの
御言葉
(
みことば
)
承まわり、真人間となる願望だけを唯一の目標といたしまして、いまに
生存
(
ながら
)
えおりまする生ける死骸にござりまする」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
私だって、実際
生存
(
ながら
)
えていようとは考えないが、随分その当時、表向きに騒いで、
捜索
(
さがし
)
もしたもんだけれども、それらしい死骸も見附からないで、今まで
過去
(
すぎさ
)
ったんだ。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
否、母もさは思ひ候はざりき、
生存
(
ながら
)
へたらばいかに嬉しとおもふらんものを。われ。何とか言ふ。ドメニカは最早世にあらずとか。童。地の下に埋めてより、既に半年になりぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
されば君は世のために
生存
(
ながら
)
へ給ふべき人なり、世の寶なり、幾百萬の人をか喜ばせ樂ませ給ふらん。ゆめ一人の人になその尊き身を
私
(
わたくし
)
せしめ給ひそ。世の中の人、誰かおん身を戀ひ慕はざらん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“生存”の意味
《名詞》
生 存(せいぞん)
生命を存続すること。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
存
常用漢字
小6
部首:⼦
6画
“生存”で始まる語句
生存者
生存競争
生存の尖端
生存中
生存競爭
生存競争裏